ひとりブラスト公論
唐突ですが、1年ほどブログをさぼっていまして、今日から再開させます。
名著の紹介。
「無人島に持って行く一冊」考えたことありますか?
僕の心のベストテン第一位はぶっちぎりで「ブラスト公論」です。
眠れない夜、寂しい夜、過去のトラウマを思い出して過呼吸になった夜、この本を読み返して何度も助けられました。
今も自意識と喧嘩し続けていて、返り討ちにあっている全ての人は読んで下さい。
なんなら学級文庫において欲しい。ある一定層の学生さんはこの本に人生救われると思いますよ本当に。
ざっくり本の紹介をすると「恐ろしく高度な居酒屋談義」です。
居酒屋談義の醍醐味が「中身のない話題を延々と喋る」だとしたら、この本に書かれていることは「中身のない話題を延々と掘り下げる」ことだと思うんです。
全員で掘り下げていく喋る中身はくだらないけど、その中に自分も入りたくなる見事な会話劇(と呼ばせてください)の応酬です。
で、ここからが本題。
リアルな日常において自分は、そういう理屈で物事を測るコミュニティに属していないわけで。要するに話が合わない。時々「他の人とは話が合わなくて〜」を常套句として他を威圧するサブカル野郎・女子がいるのですが、そんな人とも話が合わない。
自分は長らくサイレントマジョリティだと思っていたけれど、どうやら真性マイノリティのようだぞ。と思い始めたのが最近のことです。
だから、僕はブログという広大なネット宇宙に僕のありったけを放ちます。自意識だって、エンターテインメントだって何だって一人で楽しんで居酒屋談義として昇華させてやる、そういう次第でございます。
「ひとりブラスト公論」しよう、そう思い立ったわけです。でもブログのタイトルにするのは恥ずかしい 、というわけで一つの記事としました。